健康診断

 現在、齢(よわい)40。

 「健康だけがとりえ」でここまできた。

年1回の健康診断も、ほぼオールA。

視力が、両目1.5だったのに1.2と1.0にさがった!

とかで一喜一憂するレベル。

(体重が増加傾向なのは知っているのでもはや憂いもしませんw)

そんなわけで例年、ひととおり検査が終了するとあとは検診センターのパン食って帰るだけ(無料で出してくれるところなんですよ)、郵送される結果をお待ちください、で終わりなんだけど。

今年は事情がちがった。

「先生の説明があるのでお待ちください」

は?

なんだろ。

なんかひっかかった? やだなー。

 (はやくパン食べたいなー)

で、呼ばれて診察室? カンファレンス室?

お医者さんの待っている部屋に入ります。

結果は「E判定」。

え。

ちょっと予想外すぎる。

たしかに疲れやすいし冷え性代謝とか悪そうだしいっこうにやせないけど。

でもそれって40代女性としてはまあまあふつうのことな気もするし、E判定くらうほどの不調は思い当たらない。

なんだってんだいったい。

っていうか、検査してすぐわかる不具合って?

とか思っているうちに説明はすすむ。

具体的になにが悪いかというと「血液」。

血小板数が多すぎるという結果。

えっと、それはとどのつまりなんの病気なんですか。

「原因はよくわからないんですよ、よく調べてみないと。病気の場合もあるし、そうじゃないときもあるし」

えー。

ともかく結果が送られてくるのを待って、その結果シートを持って再検査になるんでよろしく、みたいな話だった。

……じゃあ、今言わなくてもいいんじゃないか。

無駄に心配になるだけなんじゃないか。

事実、そこからすごい勢いで「血小板 多い 病気」とかで検索しまくる。

(まあこういう時代なんで、みんなそれはやりますよね。。。)

で、結論は「やっぱり調べないとわからないっぽい」となる。

夫くんもなんだか不安そうだし(リアルタイムでセンターから即報告した)、姉にいたっては「骨髄性白血病で多くなることも……」とか言い出す始末だけど。

ともかく待つしかない、となったのが最初の段階。

このときは、他の項目については、なーんにも考えていなかった。

(そりゃそうか)